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塙 悟史; 中村 武彦; 内田 俊介; Kus, P.*; Vsolak, R.*; Kysela, J.*
Proceedings of 2010 Nuclear Plant Chemistry Conference (NPC 2010)/8th International Radiolysis, Electrochemistry & Materials Performance Workshop (CD-ROM), 10 Pages, 2010/10
原子力プラントへ適用できる信頼性の高い腐食電位(ECP)センサーの開発を目標に、照射下でのECPセンサーの性能試験が実施された。本検討では、照射下ECP測定データを精査するとともに、腐食環境とECPの変化をラジオリシスコードで評価した。具体的には、数種類のECPセンサーについて、異なる照射条件や水質条件におけるセンサー出力を比較して相関を求め、ラジオリシス/ECPの解析結果と比較した。その結果、還元条件であっても照射量が増加することでECPの測定値は高くなる傾向を示し、その程度は水の放射線分解で生成する過酸化水素によりもたらされるECP変化と同等であった。これらの結果より、照射下でのECP測定やラジオリシス/ECP解析が照射場の腐食環境評価に有用であることを確認した。
塙 悟史; 中村 武彦; 内田 俊介; Kus, P.*; Vsolak, R.*; Kysela, J.*
Proceedings of 2010 Nuclear Plant Chemistry Conference (NPC 2010)/8th International Radiolysis, Electrochemistry & Materials Performance Workshop (CD-ROM), 10 Pages, 2010/10
照射下における腐食電位(ECP)測定データをラジオリシス/ECP解析で評価した。照射下ECPデータは、LVR-15炉のインパイルループを用い、白金型,銀/塩化銀型及びジルコニア隔膜型の3種類のECPセンサーにより取得されたものである。試験では、4種類の照射条件と2種類の水質条件(NWC及びHWC)が与えられ、照射及び水質の環境条件の変化に対するECPレスポンスを測定した。ラジオリシス解析により、インパイルループ内の化学種濃度分布を評価し、その結果に基づきECPモデルを用いてECPセンサーが装荷された部位のECPを求めた。環境変化に伴うECPセンサーの出力変化とラジオリシス/ECP解析における評価結果を比較し両者の相関を調べ、ラジオリシス/ECP解析結果は照射条件や水質条件の変化に伴うECP変化の傾向をよく再現することが示された。
佐藤 智徳; 塚田 隆; 内田 俊介; 加藤 千明
no journal, ,
安定な酸化皮膜を持つ純金属電極の表面ではある高温水環境において安定な電位を維持する。したがって、そのような電極材間の電位差を測定することで参照電極なしで腐食電位(ECP)を決定できることが期待される。本研究では、そのようなセンサによるECPの測定手法を開発し、実際にECPを測定し、仮題を抽出することを目的とした。そのために高温水中でのセンサ応答を実測し、ECPの同定を試みた。その結果、このようなコンセプトによる腐食電位の同定可能性を確認した。また、酸化皮膜は電極の電位応答を変化させるため、溶解性の低い電極が有効であると推定された。